9月の話
1.宝石の国原作読みました
ニコニコがアニメをプレミアム会員限定で無料配信していたのを見たせいで原作を読みたくなり、無事現時点の最新刊11巻まで読んだ。
所蔵の問題で電子書籍での購入だったのだが、なるほどこうして読んでみると11巻特装版は欲しくなる。単独で販売が決まったという話を小耳に話したのだけど、今からでも気軽に手に取れるのだろうか。
どうやら死にゆく者だとか、崩れかけたなにかだとか、そういったものにめっぽう弱く、11巻のフォスフォフィライトの在り様に美しさと得も言われぬ感情を覚えた。多分近しい理由だと思うんだけどパパラチアも好き。
なんて無情な世界なんだろう、と思うと同時に、そういった無慈悲さこそが世界を美しくしているのだなあと思う。
ちゃんと読んだのが半月前なので感想がぼんやりしてるけど何度も読み返したい気持ちになった。希死念慮と相性がいい漫画だと思う。
2.年始から書いてた小説が完成しました
9月末に某オンラインイベントに衝動で参加し、それに合わせて年始からほそぼそと書いていた小説を完成、配布した。
文字総数は多分10万字をこえていて、今までの人生で書いてきた小説の中で一番長い。終わってみれば伏線や対比などの仕掛けもまあまあちゃんとあって、締め切りに追われて磨き切れていない部分はあれど、ぼちぼち良いものが書けたのではないかと思う。
なまじ期間をかけて書いていたせいで、完成するまで意識がある間ずっとその小説を完成させなければならないという強迫観念があったので、とにかく形にできてほっとしている。
他人に読ませていないので通じる話になっているのか甚だ不安なのだが、近くフォロワーが感想をくれるというので楽しみにしている。10万字読むのも大変なのに、ありがたいことだ。
3.復職できました
厳密に言うと9月のことではないのだが。
昨今の諸々の影響で4ヶ月ほどほぼ職がない状態だったんだけど、10月から仕事ができることになった。心の根幹が労働意欲ゼロのニート気質なものの、こうも仕事ができないと逆に仕事がしたくなるもので、10月に入り2日働けた(といってもほぼオリエンテーションだが)のがとてもうれしい。
止まっていると死ぬ鮪だと時々親しい間柄に言われるが、鮪ほどじゃないにせよ何もできないのは気が滅入って腐っていくとは本当に身に染みて思う。
まあ暇だったおかげで色々やれたこともあったので、長い夏休みを有意義に過ごせたと思っておきたい。
年内には1冊本を作りたいなと思う。
以上。